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水分摂取が不足している…

夏によくみられる脱水症状ですが、空気が乾燥する冬場も意外と、脱水症状は多くなります。
喉が渇くという感覚も、加齢とともに徐々に鈍くなり、気がつかないうちに身体の水分量が不足している状況に陥ります。

水分が不足する原因の1つは、水分摂取が不足していること、ですが、一方で水分を摂取していても、胃腸の働きが悪くなると、上手く水分を吸収でき
ないため、体内の水分量が不足し、脱水状態になる、というケースもみられます。

便秘、下痢がある方は特に要注意で、便秘も下痢もどちらも大腸の蠕動運動(ぜんどううんどう)が上手く動かず、水分を身体に取り込めない原因となります。
精神的ストレス、とともに身体的ストレス(痛み、痺れ、冷え、運動不足等...)があると、自律神経のバランスが乱れ、胃腸の動きが悪くなります。
口腔内が乾燥することで呼吸器にも影響し、免疫力低下にもつながります。
30 分に1度、口を潤す程度に水を含むだけで、感染症予防につながるという論文も出ているようです。

甘味があるものやカフェインが含まれているものは、かえって口渇感(こうかつかん)が強くなるため、お茶やお水、経口補水液等で水分摂取をされることをお
ススメいたします。
2024年11月10日