今日は嚥下機能についてまとめてみました！

唾液の分泌が低下すると、食べ物を咀嚼し、唾液とまぜて、食塊(しょっかい)を形成しづらくなり、ムセや粘膜を傷づける原因となります。
◎唾液の役割
1.緩衝作用 食べ物などで酸性になった口腔内を中和。
2.潤滑作用 粘性のあるムチンが口腔内の乾燥を防ぐ効果
3.消化作用 血液中のリパーゼやアミラーゼが食べ物を分解。
4.自浄作用 歯や歯間についた、食べかすやプラークを洗い流す効果
5.免疫作用 免疫グロブリン、リゾチウム等でウィルスや細菌を不活性化
6.円滑作用 口腔内の粘膜が傷つかないようにする効果
7.再石灰化作用 酸によって溶けた歯の表面をカルシウムやフッ素にて修復
8.凝集・溶解作用 味を感じさせ、嚙み砕いたり飲み込みやすくする効果

加齢やストレス、薬の副作用、活動量の低下等で唾液量が減少します。
誤嚥リスクの回避だけでなく、免疫力低下、消化吸収能力の低下等、さまざまな面で唾液量が低下することで身体に影響が出てきます。
また、セルフケアとして「唾液腺マッサージ」もおススメさせていただいております！

◎症状別プランのご紹介
①口が乾燥しがちで食べ物がつかえる
胸部から前頚部、顔面部の筋緊張が強くなると、唾液の分泌が低下し、飲み込みがしづらい原因となります。
あごの下にある上廉泉(かみれんせん)を押圧することで、舌下腺を刺激し、唾液分泌を促進する効果が期待できます。

②このような疾患の方は嚥下機能が低下しやすく、むせやすい
パーキンソン病の方は自律神経のバランスが乱れ、ストレスが常にお身体にかかった状態となり、唾液分泌が低下し、口腔内が乾燥しやすい傾向にあります。
マッサージ施術で身体をリラックスさせることで唾液分泌にもつながります。

フレアスでは無料でのお身体チェックにて、今のお身体の状態を確認させていただくことも可能です。
お気軽にお声かけください。