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座位ポジションについて

今日は座位ポジションについての効果をまとめております!
フレアスでは様々な症状により臥床時間が長くなっている方に対して、鍼灸マッサージ施術とともに、座位の機能訓練を推奨しております!

◎座ることの9つの効用
1 食べやすい  誤嚥防止により肺炎のリスク低下にもつながります。
2.褥瘡予防  背部・大転子部の除圧が図られ、褥瘡リスクが低下します
3.排便しやすい  骨盤内の動きが活性化し、消化吸収を助けます。
4.筋力強化  足底に加重がかかることで下肢の筋力強化につながります
5.バランス向上  姿勢保持筋を刺激することで全身の活動量が高まります
6.表情が良くなる  視野が広がり、脳の活動量向上にもつながります。
7.血圧調整  活動量が上がり、血液を全身にめぐらせる力が高まります
8.肺活量の増加  胸郭の動きが広がり、呼吸時の換気量が増加します
9.拘縮予防  関節運動が増え、軟部組織の効果の予防が期待できます

座位をとっていただくことは、未来のリスクを低減につながります。
鍼灸マッサージ施術により、筋緊張緩和や関節可動域拡大を図るとともに、機能訓練を実施し、座位姿勢がとれる状態を整えていきます。

◎症状別プランのご紹介
①臥床時間が長くなり、便秘・誤嚥で悩まれている
→頭からお尻に向けて加重されている状態で腹圧が高まることで、内臓の動きが活性化されます。
また、唾液量が少なくなると、食塊がうまく作れず、ムセや誤嚥が起きやすくなります。
臥床時間が長くなっている方には、機能訓練とともに唾液腺マッサージも併せて施術プランに取り入れてまいります。

②認知症により活動量低下で拘縮が強くなってきた
→認知症による不安感や活動量の低下により筋緊張が亢進していることが多くみられます。
マッサージ施術によるリラックス効果により、筋緊張が緩和し、関節可動域の改善が期待できます。

フレアスでは無料でのお身体チェックにて、今のお身体の状態を確認させていただくことも可能です。
お気軽にお問い合わせください。
2024年06月10日