褥瘡(じょくそう)は、いわゆる床ずれのことで、循環不良があると皮膚や炎症し、皮膚から皮下組織、筋肉と壊疽(えそ)が進んでいく状態のことを指し
ます。

昔は「傷は清潔に消毒して乾燥させる」ことが傷の治りが早いといわれていましたが、最近では「湿潤療法」として、患部を保湿しておくことが一般的な治
療方法となってきています。
半透膜のフィルムは、患部を保護し、患部を乾燥させないことを目的としています。
キズパワーパッド等の絆創膏もこの治療法を使用したものとなります。

成長期の子どもさんは寝ている間に自分の身体の筋肉のバランスを整えるため、姿勢を何度も変えています。
成長期を過ぎるとだんだんと寝返りをする機会もすくなくなり、筋肉のバランスが整いづらくなります。

身体に筋麻痺や筋力低下、関節のこわばり等がでてくると寝返り動作そのものが難しくなり、同じ部分に体圧がかかり続け、皮膚トラブルに移行します。

鍼灸マッサージとともに、寝返りや体位変換につながる「関節可動域訓練」や「筋力増強訓練」も施術プログラムに取り入れておりますので、エアーベット
等ご利用の方がいらっしゃれば、是非マッサージ体験をおススメください。